【実戦レビュー】TaylorMade「Spider ZT」パター ─ 2025年最高のクラブかも

試打レビュー

筆者が今季もっとも注目していた“ゼロトルク”設計を採用した最新マレット、Spider ZT をコースで試打してきた。結果から言えば「パッティングの再現性」がワンランク上がる感覚。40 代でもまだスコアを伸ばしたい私には頼もしい一本だった。

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目次

  1. Spider ZT とは?

  2. 主なスペック&テクノロジー

  3. 実際に打ってみた正直レビュー

  4. どんなゴルファーに合う?

  5. バリエーションと価格情報

  6. まとめ & コールトゥーアクション

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1. Spider ZT とは?

Spider シリーズで初めて“ゼロトルク=トーアップ”バランスを採用したモデル。シャフトをヘッド重心に直結させ、インパクト時のフェース開閉を最小化することで、芯を外しても真っすぐ転がる設計だ。高慣性モーメントはそのままに、引っ掛けやプッシュを抑えたいゴルファーの味方となる。

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2. 主なスペック&テクノロジー

  • ロフト / ライ角:2.5° / 70°

  • ヘッド重量:標準 370 g、カウンターバランス 395 g、ロング 470 g

  • 長さ:33″・34″・35″(標準)/36″・38″(CB)/46″(ロング)

  • Pure Roll インサート:45°グルーブで順回転を促進

  • 高比重前方ウェイト+6061 アルミフレームで MOI 5,000 g cm² 超

数値上は「いやでも安定しそう」と思わせるが、実際のフィーリングは後述の通り。
 

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3. 実際に打ってみた正直レビュー

  • 構えやすさ
    センターシャフト&フェース真後ろのアライメントラインが球幅ジャストで、構えた瞬間に「狙いが決まる」。

  • 転がり
    3 m の下りを 10 球連続でテスト。芯を微妙に外してもほとんどラインを外さず、7 球がカップイン。残り 3 球もタップイン圏内。

  • 打感 / 音
    Surlyn×アルミ複合インサートのおかげで「コツッ」とソフト。硬いボールでも耳障りにならず、距離感が合わせやすい。

  • 気になった点
    トゥーヒール慣性が強いため、意図的にフェースを開閉してタッチを出すタイプには合わないかもしれない。

総じて“真っすぐ打ち出したい派”の筆者にはドンピシャ。

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4. どんなゴルファーに合う?

  • パッティングストロークを肩主体で行い、手首を抑えたい人

  • ミスヒット時の距離ブレ・方向ブレを減らしたい人

  • 大きめマレットでも視覚的にスッキリしたい人(センターシャフト効果)

逆に、フェースローテーションを積極的に使う“アーク型”のプレーヤーは要試打。

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5. バリエーションと価格情報

モデル 長さ ヘッド重量 参考価格 (US)
標準 33″ / 34″ / 35″ 370 g $449.99
カウンターバランス 36″ / 38″ 395 g $499.99
ロング 46″ 470 g $549.99

国内実勢は 7~9 万円前後が想定レンジ。発売日は 2025 年 6 月 19 日(予約受付中)。日本公式サイトによると7月予約分は売り切れとのことで、購入は(USモデルはフェアウェイゴルフにてまだ注文が可能な状態)

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6. まとめ 

ゼロトルク×高 MOI のコンビネーションは、想像以上に“自動運転”感覚。筆者の平均パット数も 1.5 打改善した。

▼Spider ZT を体感するなら今がチャンス!

  • 取り扱いショップで 3 m パットを 5 球打ってみよう

  • 公式オンラインストアで在庫とカスタム長さをチェック

「真っすぐ」「安定」「距離感」を求めるあなたのエースパター候補になるはずだ。

🛒 発売情報と購入方法

  • 発売日:2025年7月4日(金)、日本国内で数量限定販売予定 現在売り切れ

  • 予約開始:6月11日より公式発表、6月26日までに各店で予約受付が終了し、7月4日から通常販売が開始されます

  • 価格情報

Spider ZTは、ゼロトルク設計と高いMOIを兼ね備えた、革新的なパターです。安定したパッティングを求めるゴルファーにとって、注目のモデルとなるでしょう。

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