【試打レビュー】PING i240 アイアン|“美キャビティ”のやさしさ×プレーヤーズ顔の精度

試打レビュー

筆者はこれまでi210→i230と乗り継いできましたが、「もっと上がりやすく、ミスに強く、でも見た目はシャープに」を叶えてくれたのが新作i240。練習場とコースで数ラウンド打ち込み、前作との違いと実戦での良さをまとめます。

目次

  1. i240のコンセプトと進化点

  2. 主要テクノロジー(低重心・高MOI・新キャビティ)

  3. 詳細スペックとロフト設定(Power/Retro対応)

  4. 試打インプレ:打感/弾道/つかまり/寛容性

  5. i230との違い・おすすめの組み合わせ

  6. シャフト選びのポイント(日本仕様)

  7. 価格・発売・購入方法(楽天/Amazon/Yahoo!)

  8. まとめ&CTA


1. i240のコンセプトと進化点

i240は「キャビティのやさしさをシャープなヘッドに凝縮」した、いわば“美キャビティ”設計。新バッジ構造により前作比で大幅に軽量化→低重心化、ヘッド慣性モーメント(MOI)も底上げされ、高さと直進性の両立が進みました。プレーヤーズ寄りの構えやすさを保ちつつ、ロング〜ミドル番手の上がりやすさが強化されたのが最大のトピックです。

2. 主要テクノロジー(低重心・高MOI・新キャビティ)

  • 新バッジ構造:樹脂×カーボンの複合で軽量化。余剰重量を周辺配分し、深・低重心+高MOIを実現。

  • 新キャビティ構造:番手別にサイズを最適化した**CTPエラストマー(インサート)**とトゥ側ウェイトで、振動減衰と寛容性を両立。

  • ロング番手強化:3I〜5IでMOIがより大きく、薄い当たりでも球がしっかり浮く

  • 心地よい打感・打音:不要な振動を抑え、芯を食った時の厚みのあるソリッド感が際立ちます。

3. 詳細スペックとロフト設定(Power/Retro対応)

  • 素材/仕上げ:431ステンレス、ハイドロパールクローム

  • 番手ロフト(標準):3I/19°、4I/22°、5I/25°、6I/28°、7I/31.5°、8I/35.5°、9I/40°、PW/44.5°、UW/49.5°

  • 長さ(標準):7I=37.0インチ(目安)

  • スイングウェイト:D1前後(#7、装着シャフトにより変動)

  • Power Spec/Retro Spec:より飛ばしたい・高さを出したいなどセッティングを一括最適化可能。

    → 同一モデル内でキャリー・高さ・落下角を調整しやすく、番手間の「縦距離の階段」を整えやすいのが実戦的です。


蝉川泰果がi240にスイッチ—背景と狙い

何が起きた?

筆者も驚いたニュースですが、これまでブレード系(Blueprint T)を愛用していた蝉川泰果が、実戦セッティングを**i240(4I〜PW+W)**に切り替え。シーズン途中でのモデル変更は珍しく、それだけi240の完成度と“即戦力感”が高かったということです。

スイッチの主因

  • 海外トレンドの体感:前半戦で海外ツアーに挑戦した際、ブレード一辺倒ではなく“寛容性の高いキャビティ”を使うトップ選手が多い現実を肌で実感。

  • 再現性の最大化:スイングをアップデート中のフェーズでは、ミスがスコアに直結。i240の“前に進むミス”と上下打点への強さが、キャリーの再現性を引き上げる決め手に。

  • ツアー顔のまま“やさしい”シャープな見た目を保ちながらも寛容性が高いという、相反する要素の同居が採用理由のひとつ。見た目と機能の両立が評価されています。

セッティングメモ(現場所感)

  • アイアンは4I〜Wのフルラインに変更。

  • シャフトはN.S.PRO MODUS³系のプロトタイプをテストしている模様。

  • 練習日段階から高さと直進性、止めやすさのバランスに手応えがあり、そのまま実戦投入へ。

筆者の見立て

i240は“プレーヤーズ寄りの見た目×キャビティの寛容性”が核。強い風下でも最高到達点が出しやすく、縦距離の階段が崩れにくい点が、競技ゴルファーの要求に合致します。ブレード派でも**「スコアに直結する許容」**を得たいなら、まずi240を基準にコンボやスペック(Power/Retro)を詰めるのが理にかなっています。

4. 試打インプレ:打感/弾道/つかまり/寛容性

打感

筆者の第一印象は「芯で押し込める厚み」。中空的な軽い音ではなく、プレーヤーズ系らしい詰まった響き。わずかな芯外しでもビリつきが少なく、打点情報は手に残しつつ嫌な硬さが出ないバランス。

弾道

7Iで中〜やや高弾道。最高到達点が出やすく、狙った番手距離に素直にキャリーが乗る。ラフからはフェースがボールを拾いやすく、上がり切らずにドロップ…が減りました。風には強めで、前作よりもスピンの安定を感じます。

つかまり

フェースを開いても過度に右へ逃げず、ニュートラル〜わずかにつかまる設定。強いドローを打ちたいならシャフト側で調整、フェード基調でも左の怖さが出にくい

寛容性

上下打点のブレに強く、薄い当たりでもキャリーが落ちづらい。特にロング〜ミドル番手での安心感が増し、グリーンセンター狙いの再現性が高い。左右の許容も十分で、ミスが前に進むタイプです。

実戦メモ(筆者)

  • 175y前後のパー3(微アゲ)で6Iが高く伸びてピンハイに。前作なら花道止まりの当たりでも、あとひと伸びする感覚。

  • 150y前後のショートアイアンは低めに抑えたフェードが打ちやすく、縦距離のブレが小さい

  • 芝の薄いライでも抜けがよく、ダフリ気味が大ミスになりにくい。

    ⛳ PING i240 アイアン – 美キャビティの進化系

    キャビティのやさしさをシャープなヘッドに凝縮 | 低重心・高MOI設計

    ✅ 良かった点 ⚠️ 微妙な点
    ロング〜ミドル番手の圧倒的な上がりやすさ
    薄い当たりでもキャリーが落ちない高い寛容性
    芯で押し込める厚みのあるソリッドな打感
    プレーヤーズ顔を保ちながら縦距離の再現性が向上
    価格帯が高めの設定(1本3万円超)
    Power/Retroスペックの選択に迷いやすい
    強いドローは打ちにくくシャフト調整が必要
    最新モデルのため市場在庫がまだ不安定

    📊 性能評価スコア(100点満点)

    🚀 飛距離
    83点
    📈 上がりやすさ
    89点
    🎯 つかまり
    76点
    🛡️ 寛容性
    88点
    🎮 操作性
    81点
    💫 打感
    91点
    ➡️ 方向安定性
    86点

    総合評価:85.3点

    上がりやすさと打感が特に優秀 | 縦距離の再現性を求めるゴルファーに最適

    🎯 こんなゴルファーにオススメ
    • i210/i230からの買い替えを検討中の方
    • ロング〜ミドル番手の高さに悩んでいる方
    • プレーヤーズ顔で寛容性も欲しい方
    • 縦距離の安定性を重視する競技志向ゴルファー

    【評価基準】
    90点以上: 優秀 /
    80-89点: 良好 /
    70-79点: 標準 /
    70点未満: 改善余地あり

5. i230との違い・おすすめの組み合わせ

  • i240の強み:より低重心・高MOIで高さと直進性が安定。ロング番手の上がりやすさが明確に向上。

  • 見た目:トップラインは薄めでプレーヤーズ顔を維持。過度なオフセット感はなく、アドレスの緊張を和らげる溝設計も好印象。

  • コンボも◎:長め番手をi240、ショート番手はBlueprint S/Tやi530へ…など用途別ブレンドもアリ。キャリーと高さの再現性を軸にセットを組むとスコアに直結します。

6. シャフト選びのポイント(日本仕様)

  • スチール:AWT 3.0 LITE(軽量・中弾道)、N.S.PRO 850GH/950GH neo(素直な挙動)、MODUS³ 105/115(元調子で叩ける)、DG EX TOUR ISSUE(重量感とヘッドコントロール)。

  • カーボン:ALTA J CB BLUE(高弾道寄り)、PING TOUR 2.0 CHROME I(中弾道でしっかり叩ける)。

    → 7Iの最高到達点と落下角を基準に、Power/Retro Specも含めてフィッティングで詰めるのがベスト。縦距離の再現性が決まれば、セカンドの寄せワン率が上がります。

7. 価格・発売・購入方法(楽天/Amazon/Yahoo!)

  • 発売日(日本):2025年9月4日

  • 価格の目安(本体・税込):スチール装着1本あたり約31,900円、カーボン装着は約34,100円(モデル・シャフトにより変動、セット価格は要確認)。

  • 購入先:店頭・公式オンラインに加え、楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピングでも順次取り扱い。価格と納期、ロフト/ライ調整やシャフト在庫を比較して選ぶとスムーズです。

  • フィッティング推奨:番手間の距離・最高到達点・落下角の**“階段”を整えると本領発揮。まずは試打予約→ECで最安&在庫確認**の流れがおすすめ。


8. まとめ

結論:i240は「上がって止まる再現性」と「プレーヤーズな構えやすさ」のバランスが秀逸。前作で物足りなかったロング〜ミドルの高さと、芯外しの許容がしっかり上積みされています。競技志向でもアベレージでも、縦距離を安定させたい人に強く勧めたい一本です。

今すぐチェック

  • 楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピングでi240の価格・在庫を比較

  • 最寄りのPING公認フィッティングを予約し、Power/Retro含む最適ロフトシャフトを決定

  • 前作i230やi530、Blueprintとのコンボ相談もフィッティングで一緒に


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