筆者は歴代KUROを長く打ってきましたが、’26はひと言で「顔は鋭く、中身はやさしい」。トラックマン計測とコース試打を通じて、縦距離の再現性、上下打点の許容、そしてターンウエイトの効き方がハッキリ体感できました。7番は“上がりすぎず止まる”中高弾道。ライン出しの安心感とグリーンでの収まりを両立した、実戦主義のフォージドです。
目次
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KURO ’26の立ち位置:誰のためのフォージドか
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キーテクノロジー解説:中空構造/フルコアグルーブ/レーザーミーリング/ターンウエイト
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外観とアドレス:プレーヤーズ顔でも座りが良い
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実戦試打インプレ:打感・弾道・つかまり・寛容性
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セッティング術:ターンウエイト&ウエイトスクリュー、ロフト・ライ調整のコツ
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詳細スペック早見
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使用プロ情報(ブランド契約)
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価格・発売・購入ガイド(楽天/Amazon/Yahoo!)
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まとめ&CTA
1. KURO ’26の立ち位置:誰のためのフォージドか
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プレーヤーズ見た目+中空の許容という“いいとこ取り”。
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3〜5Iを難しく感じていた人でも、上下ミスが前へ進む設計で距離の階段が崩れにくい。
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「AKAだとつかまりすぎる/高さが出過ぎる」「従来KUROはもう少し上がりが欲しい」――そんな声にちょうど刺さるのが今作。
2. キーテクノロジー解説
中空構造+振動吸収材
マッスルのような引き締まったバックフェースでも、内部は中空。ヘッド内に振動吸収材を充填し、ソリッドで柔らかい打感と芯外し時のイヤなビリつき低減を両立。
フルコアグルーブ(外周リブ延長)
フェース周辺のグルーブを上下方向へ延長。フェース全体の薄肉化と相まって反発エリアが拡大。下目ヒットでもキャリーが落ちにくいのが実戦で効きます。
格子状レーザーミーリング
フェース全面に格子状のレーザー加工。ライが薄い、湿った芝、ラフからでもスピンが暴れにくく、ピンをデッドに狙える。
ターンウエイト+ウエイトスクリュー(X CBT連携)
バックフェースのターンウエイトの向きと、ソールのウエイトスクリュー(標準4g)を組み合わせれば、球のつかまり・出球高さ・振り感を微調整可能。±2gでスイングバランス±1ptが目安。**“あともうひと味”**の調整をクラブ側で出せるのが新しい。
3. 外観とアドレス:プレーヤーズ顔でも座りが良い
トップブレードは薄すぎず厚すぎず、ヒール・トウのRが滑らかで、構えた瞬間にラインが出る。前作よりフェースがわずかにコンパクトに見えますが、座りが良くてストレスがない。リーディング&トレーリングエッジの面取りが効いており、ダウンブローに入れても抜けが鋭いのが印象的でした。
4. 実戦試打インプレ
打感
芯を食うと押し込み感のある“詰まった”ソリッド。芯を外しても情報だけが手に残るタイプで、嫌な高音は出にくい。
弾道
7I(標準ロフト)で中〜中高弾道。高さは出るのに伸びやかで前へ。アゲでも吹き上がらないのは中空の重心設計とフェースの強さの恩恵。縦距離の階段が揃えやすく、狙いどころを毎ショット明確にできました。
つかまり
基調はニュートラル。左のミスを急に怖がらない。ターンウエイトをフェード寄りにすると出球が真ん中に寄る感覚、ドロー寄りにするとつかまりの初動がわずかに速くなります。大振りしなくても球が強いのが今作の良さ。
寛容性
上下打点のブレに強く、下目ヒットでもキャリーが残る。トウ寄りでも曲がり幅が小さい。結果、パーオンの確率が上がるタイプ。コースでのミスが前に進むのはスコア直結でした。
芝からの抜け
エッジの削りが秀逸で、わずかに手前からでもソールが滑って前へ。湿った朝露やベアっぽい薄芝でも、フェースにボールが乗る感覚が残ります。
⚫ ONOFF FORGED IRON KURO ’26
マッスル顔 × 中空構造 | ターンウエイト搭載の実戦プレーヤーズ
✅ 良かった点 | ⚠️ 微妙な点 |
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● 下目ヒットでもキャリーが落ちない高い寛容性 ● ターンウエイト×ウエイトスクリューで自在に調整 ● マッスル顔なのに中空のやさしさを実現 ● 縦距離の階段が揃いパーオン率アップ |
● 価格が高め(5本セット13万円台〜) ● 調整機構が多く初心者には複雑 ● AKAほどのオートマチック性はない ● ウエイトパーツ別売で追加コスト |
📊 性能評価スコア(100点満点)
🚀 飛距離 |
83点
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📈 上がりやすさ |
85点
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🎯 つかまり |
78点
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🛡️ 寛容性 |
88点
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🎮 操作性 |
86点
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💫 打感 |
89点
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➡️ 方向安定性 |
90点
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総合評価:85.6点
方向安定性と打感が特に優秀 | 縦距離の再現性でスコアメイクに直結
⚙️ 主要テクノロジー
【中空構造】 マッスル顔でも内部は中空+振動吸収材でソリッドな打感
【フルコアグルーブ】 外周リブ延長で反発エリア拡大、下目ヒットに強い
【格子状レーザーミーリング】 あらゆるライからスピンを安定化
【ターンウエイト】 つかまり・出球高さを微調整(X CBT連携)
【ウエイトスクリュー】 標準4g、±2gでバランス調整可能
🔧 セッティング術
• ドロー強め → つかまり寄りで打ち出しUP
• フェード耐性 → 開き気味で出球を中立に
【ウエイトスクリュー調整】
• +2g → ヘッドの押し感UP&打ち出し低め
• -2g → 振り抜き軽快&高さが出やすい
【ロフト/ライ調整】
• ロフト±1°、ライ±2°の範囲で微調整可能
🎯 こんなゴルファーにオススメ
• マッスル顔でもやさしさを求める方
• 縦距離の再現性を重視する競技志向ゴルファー
• AKAだとつかまりすぎると感じる方
• 調整機構を使いこなして自分仕様にしたい方
📋 主要スペック
素材:S20C鍛造+SAE8655フェース | 構造:中空+振動吸収材 |
ロフト(#7):32° | 調整:ロフト±1°/ライ±2° |
ウエイト:ターンウエイト5g+スクリュー4g | 仕上げ:ハーフサテン/NiCrメッキ |
【評価基準】
90点以上:● 優秀 / 80-89点:● 良好 / 70-79点:● 標準 / 70点未満:● 改善余地あり
※評価は記事内容を基に相対的に算出
5. セッティング術
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ターンウエイト:
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ドロー強め→つかまり寄りにセット。打ち出しわずかに上がり、捕まる。
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フェード耐性→開き気味に。出球が中立〜わずか右、ライン出しが楽。
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ウエイトスクリュー(標準4g):
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+2gでヘッドの押し感UP&打ち出しわずかに低め。
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−2gで振り抜き軽快&高さが出やすい。
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ロフト/ライ調整:**ロフト±1°、ライ±2°**の範囲で微調整可。フェード傾向→ライややアップライト、左ミス回避→フラット寄りが基本線。
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シャフト選び:まずは**NS950neo(S)かMODUS 110(S)**で基準作り。振り感を軽くしたいなら、**CBT:624I(カーボン)**も要試打。7Iの最高到達点と落下角を最優先で合わせると、番手間の階段が決まります。
6. 詳細スペック早見
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ヘッド素材:S20C鍛造ボディ+SAE8655(圧延)フェース/中空構造+振動吸収材
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フェース:格子状レーザーミーリング
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可変:ターンウエイト(5g)+ウエイトスクリュー(標準4g)、ロフト±1°/ライ±2°
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標準シャフト:N.S.PRO 950GH neo(S)/MODUS³ TOUR110(S)
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オプション:CBT:624I(カーボン)
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参考ロフト例(#6〜PW):#6/28°、#7/32°、#8/36°、#9/40°、PW/44°
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仕上げ:ハーフサテン/バック面ミラー&ブラスト/NiCrメッキ
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適合:新溝ルール適合/Made in Japan
7. 使用プロ情報(ブランド契約)
ONOFFは浅地洋佑、矢野東、重永亜斗夢、藤田さいき ほか多数のツアープロと契約。ツアーからのフィードバックを活かした開発で、**“振りやすさを自分に合わせる”思想(X CBT)**がシリーズ全体で貫かれています。
8. 価格・発売・購入ガイド(楽天/Amazon/Yahoo!)
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発売日:2025年9月19日(国内)
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価格:セット構成・シャフトで変動(ショップにより5本セットで**13万円台〜**の表示を確認)。
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入手先:店頭&公式に加え、楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピングで在庫・価格・ポイントを比較。ロフト・ライ調整の可否やウエイトパーツ在庫もチェックしておくと安心。
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購入手順のおすすめ:
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試打:7Iの最高到達点・スピン・サイドのバラつきを確認
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その場でターンウエイト&ウエイトを微調整
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数値が揃ったらECで条件の良いショップを選ぶ(納期・ポイント・調整対応)
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9. まとめ
総評:ONOFF『FORGED IRON KURO ’26』は、“マッスル顔の精密さ”と“中空のやさしさ”が高い次元で融合。上下ミスに強く、縦が揃うので、パーオン率と寄せワン確率の両方に効いてきます。ターンウエイト×ウエイトスクリューでその日の球筋を決められるのも実戦的。
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今すぐチェック
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・スタートは標準→1クリック調整。7Iの落下角が決まれば、セット全体が整います
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