筆者はこれまでDF、MEZZ、LINK.1とL.A.Bを打ってきましたが、OZ.1i HSはひと言で「見た目は伝統、挙動はオートマ」。ヒールシャフトの座りの良さに**Lie Angle Balance(ゼロトルク)**が乗ることで、フェースローテーションを意識しなくてもラインに素直に乗るのが最大の魅力。練習グリーンとラウンドで転がし込んだ結論は、ショートの取りこぼしが減り、ミドルの初速が揃う=距離感が作りやすいということでした。
目次
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OZ.1i HSとは?(狙いと立ち位置)
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キーテクノロジー:Lie Angle Balance/アルミライザー/SSフェース
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外観と構えやすさ:ヒールシャフトの安心感
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実戦試打インプレ:ショート/ミドル/ロング、打感・距離感・許容性
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スペック・価格・入手性(楽天/Amazon/Yahoo!)
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こんなゴルファーに刺さる
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まとめ&コールトゥーアクション
1. OZ.1i HSとは?(狙いと立ち位置)
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ヒールシャフト×Lie Angle Balanceを両立させたOZ系の新顔。
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OZ.1iのハーフムーン型ソリッドボディに、ヒール側の専用ライザーを組み合わせ、**“普通の見た目”と“ゼロトルクの直進性”**を同居。
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「大型・異形は苦手だけど、L.A.Bの真っすぐ出る感じは欲しい」という層にど真ん中。
筆者の第一印象:ヒールシャフトらしい目標を差しやすい視界と、ストローク中のフェースの静けさが同時に手に入る。出球がスッとラインに乗るから、狙いと転がりのズレが小さい。
2. キーテクノロジー:Lie Angle Balance/アルミライザー/SSフェース
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Lie Angle Balance(ゼロトルク)
ストローク中のねじれを極小化。フェースを“返す/開く”を意図的に操作しなくても、引いたラインに忠実に出ていく。 -
アルミニウム・ライザー(ヒール側)
ヒールシャフトでも重心軸とシャフト軸を最適化。伝統的な見た目×LABの挙動という矛盾を解消。 -
フライミルド・ステンレスインサート
金属らしい芯の明瞭さと初速の揃い。スリップ感が少なく、1回転目から前へ転がる。 -
ソリッドボディ(大穴なし)
打音は締まった「トコッ」。高すぎず低すぎず、距離の合図に使いやすい音色。
3. 外観と構えやすさ:ヒールシャフトの安心感
トップブレードは薄すぎず厚すぎずで座りが良い。サイトライン(1本/太線/ドット)やヘッドカラーなどの選択肢があり、“自分に見える線”へ合わせやすい。ヒールシャフトのターゲット指向の見え方で、ピン・ボール・カップを一直線に捉えやすく、アドレス決定が早い。
4. 実戦試打インプレ
ショート(〜1.5m)
軽い芯外しでもフェース面が暴れず真っ直ぐ出る。左へ“被る”ミスが減り、カップ内ど真ん中の転がりが増えた。決めパットの成功率UPを実感。
ミドル(2〜5m)
初速が揃う→距離の打ち分けがシンプル。転がり出しの直線区間が長く、曲がりの頂点までのイメージが作りやすい。**“1タッチ短い操作量”**で届かせられるのが好印象。
ロング(6m〜)
ソリッドボディの**“詰まった”打音がストローク量の基準**になり、上りはしっかり出る/下りは自然に減速。傾斜読みがハマると誤差が小さい。
打感・音
硬すぎず柔らかすぎずの中庸で、芯の位置が明確。ボールが乗る→離れるが短く、直進性の高い出球が出るタイプ。
許容性
上下左右の外しに強い。特に下ヒットの減速が少ないため、ショートの取りこぼしが減った。ねじれない=慣性を殺さないので、**“ミスでも前へ”**が体感できる。
5. スペック・価格・入手性(楽天/Amazon/Yahoo!)
主な仕様
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ヘッド:アルミボディ+フライミルド・ステンレスインサート
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機構:Lie Angle Balance(ヒール側アルミライザー構成)
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長さの目安:33–35inch(ストック基準)
日本国内の価格目安
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ストックモデル:税込 121,000円(ショップにより在庫・納期は変動)
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カスタム対応品は店舗や仕様で価格が異なるため、見積もり前提がおすすめ。
入手のコツ
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楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピングで価格・在庫・ポイント・納期を横比較。
USAモデルだと少し安く買えるのでおすすめ。USAモデルでも見た目や性能、スペックは何も変わらない。
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カラーやサイトラインの在庫が偏りやすいので、希望仕様がある人は早めの確保が安全。
6. こんなゴルファーに刺さる
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**ヒールシャフトの“普通の見た目”**で構えたい
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**1〜2mの“決めパット”**の取りこぼしを減らしたい
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フェースローテーションを抑え、**“出球方向の再現性”**を最優先
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DF/MEZZの見た目に抵抗があったが、ゼロトルクの恩恵は体験したい
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金属インサートのコツッとした芯と初速の揃いが好み
7. まとめ
総評:OZ.1i HSは、伝統的なアドレス感とゼロトルクの直進性が融合した“L.A.Bの新しい正解”。ショートの成功率とミドルの初速の揃いが、そのまま3パット削減に直結します。
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迷ったらストック(121,000円)から導入し、仕様の好みは次回カスタムで微修正していくのが近道。USAモデルだと少し安く買えるのでおすすめ。USAモデルでも見た目や性能、スペックは何も変わらない。
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