【試打レビュー】L.A.B GOLF「OZ.1i HS」パター|ヒールシャフト×ゼロトルクで“まっすぐ出る”。出球が揃えば3パットは減る

試打レビュー

筆者はこれまでDF、MEZZ、LINK.1とL.A.Bを打ってきましたが、OZ.1i HSはひと言で「見た目は伝統、挙動はオートマ」。ヒールシャフトの座りの良さに**Lie Angle Balance(ゼロトルク)**が乗ることで、フェースローテーションを意識しなくてもラインに素直に乗るのが最大の魅力。練習グリーンとラウンドで転がし込んだ結論は、ショートの取りこぼしが減り、ミドルの初速が揃う=距離感が作りやすいということでした。

目次

  1. OZ.1i HSとは?(狙いと立ち位置)

  2. キーテクノロジー:Lie Angle Balance/アルミライザー/SSフェース

  3. 外観と構えやすさ:ヒールシャフトの安心感

  4. 実戦試打インプレ:ショート/ミドル/ロング、打感・距離感・許容性

  5. スペック・価格・入手性(楽天/Amazon/Yahoo!)

  6. こんなゴルファーに刺さる

  7. まとめ&コールトゥーアクション


1. OZ.1i HSとは?(狙いと立ち位置)

  • ヒールシャフト×Lie Angle Balanceを両立させたOZ系の新顔。

  • OZ.1iのハーフムーン型ソリッドボディに、ヒール側の専用ライザーを組み合わせ、**“普通の見た目”と“ゼロトルクの直進性”**を同居。

  • 「大型・異形は苦手だけど、L.A.Bの真っすぐ出る感じは欲しい」という層にど真ん中。

筆者の第一印象:ヒールシャフトらしい目標を差しやすい視界と、ストローク中のフェースの静けさが同時に手に入る。出球がスッとラインに乗るから、狙いと転がりのズレが小さい。


2. キーテクノロジー:Lie Angle Balance/アルミライザー/SSフェース

  • Lie Angle Balance(ゼロトルク)

    ストローク中のねじれを極小化。フェースを“返す/開く”を意図的に操作しなくても、引いたラインに忠実に出ていく。

  • アルミニウム・ライザー(ヒール側)

    ヒールシャフトでも重心軸とシャフト軸を最適化伝統的な見た目×LABの挙動という矛盾を解消。

  • フライミルド・ステンレスインサート

    金属らしい芯の明瞭さ初速の揃いスリップ感が少なく、1回転目から前へ転がる。

  • ソリッドボディ(大穴なし)

    打音は締まった「トコッ」。高すぎず低すぎず、距離の合図に使いやすい音色。


3. 外観と構えやすさ:ヒールシャフトの安心感

トップブレードは薄すぎず厚すぎずで座りが良い。サイトライン(1本/太線/ドット)やヘッドカラーなどの選択肢があり、“自分に見える線”へ合わせやすい。ヒールシャフトのターゲット指向の見え方で、ピン・ボール・カップを一直線に捉えやすく、アドレス決定が早い


4. 実戦試打インプレ

ショート(〜1.5m)

軽い芯外しでもフェース面が暴れず真っ直ぐ出る左へ“被る”ミスが減り、カップ内ど真ん中の転がりが増えた。決めパットの成功率UPを実感。

ミドル(2〜5m)

初速が揃う→距離の打ち分けがシンプル。転がり出しの直線区間が長く曲がりの頂点までのイメージが作りやすい。**“1タッチ短い操作量”**で届かせられるのが好印象。

ロング(6m〜)

ソリッドボディの**“詰まった”打音ストローク量の基準**になり、上りはしっかり出る/下りは自然に減速傾斜読みがハマると誤差が小さい

打感・音

硬すぎず柔らかすぎずの中庸で、芯の位置が明確ボールが乗る→離れるが短く、直進性の高い出球が出るタイプ。

許容性

上下左右の外しに強い。特に下ヒットの減速が少ないため、ショートの取りこぼしが減った。ねじれない=慣性を殺さないので、**“ミスでも前へ”**が体感できる。


5. スペック・価格・入手性(楽天/Amazon/Yahoo!)

主な仕様

  • ヘッド:アルミボディ+フライミルド・ステンレスインサート

  • 機構Lie Angle Balance(ヒール側アルミライザー構成)

  • 長さの目安:33–35inch(ストック基準)

日本国内の価格目安

  • ストックモデル:税込 121,000円(ショップにより在庫・納期は変動)

  • カスタム対応品は店舗や仕様で価格が異なるため、見積もり前提がおすすめ。

入手のコツ

  • 楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピング価格・在庫・ポイント・納期を横比較。

  USAモデルだと少し安く買えるのでおすすめ。USAモデルでも見た目や性能、スペックは何も変わらない。

  • カラーやサイトラインの在庫が偏りやすいので、希望仕様がある人は早めの確保が安全。


6. こんなゴルファーに刺さる

  • **ヒールシャフトの“普通の見た目”**で構えたい

  • **1〜2mの“決めパット”**の取りこぼしを減らしたい

  • フェースローテーションを抑え、**“出球方向の再現性”**を最優先

  • DF/MEZZの見た目に抵抗があったが、ゼロトルクの恩恵は体験したい

  • 金属インサートのコツッとした芯初速の揃いが好み


7. まとめ

総評:OZ.1i HSは、伝統的なアドレス感ゼロトルクの直進性が融合した“L.A.Bの新しい正解”。ショートの成功率ミドルの初速の揃いが、そのまま3パット削減に直結します。



今すぐチェック

  • 練習グリーンで1.5m連続→6m距離合わせを試し、出球と減速の揃いを体感

  • 楽天/Amazon/Yahoo!で在庫×価格×ポイントを比較してベスト条件で確保

  • 迷ったらストック(121,000円)から導入し、仕様の好みは次回カスタムで微修正していくのが近道。USAモデルだと少し安く買えるのでおすすめ。USAモデルでも見た目や性能、スペックは何も変わらない。

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