【復刻×名器】キャロウェイ「X PROTOTYPEアイアン」徹底解説|ツアーDNAを受け継ぐ本格ブレード

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復刻×名器】キャロウェイ「X PROTOTYPEアイアン」徹底解説|ツアーDNAを受け継ぐ本格ブレード

クラシカルなブレードアイアンの操作性と、モダンな寛容性を兼備した名器「X PROTOTYPE」。2009年の登場以来、一部のツアープロから愛され続けてきたモデルが、数量限定でリイシューされました。本記事では、その魅力とスペック、購入時のチェックポイントを余すことなく解説します。


■ 目次

  1. X PROTOTYPEアイアンとは

  2. ツアー仕様を感じる3つのポイント

  3. スペック・番手構成

  4. 購入前に確認したい注意点

  5. まとめ|このアイアンが選ばれる理由


■ X PROTOTYPEアイアンとは

X PROTOTYPEは、キャロウェイの軟鉄鍛造ブレードシリーズの中でも「最も操作性を重視した」モデル。全番手がS20Cフォージドの一体成型で、研磨工程をあえて最小限に抑えた“ツアーライク”なシャープさが特徴です。リイシュー版は当時の金型を使用しつつ、最新CNC管理で仕上げ精度を向上。数量限定生産のため、生産本数にも希少性があります。


■ ツアー仕様を感じる3つのポイント

  1. トップライン&オフセット

     トップブレードは極薄設計。オフセットもほぼゼロに近く、構えた瞬間に球筋をイメージしやすい。「捕まえに行くも逃がすも自由度が高い」点が、いまなおツアープロに指名される理由です。

  2. 高重心&厚めのヒール

     フェース高を抑えつつヒール部分に厚みを持たせ、高重心化を実現。中弾道でスピンの入った“止まる球”を打ち出せます。グリーンを点で狙う上級者にとって頼もしい設計です。

  3. ノングレア仕上げ

     鏡面を避けたサテン調仕上げで、アドレス時の光反射を抑制。フェース面のスコアラインもツアーBiteミーリングで精密加工され、湿ったライでも安定したスピン性能を発揮します。


■ スペック・番手構成(8本セット:3I〜PW)

番手 ロフト ライ角 長さ(インチ) オフセット(mm)
3I 21° 60° 39.00 2.3
4I 24° 60.5° 38.50 2.1
5I 27° 61° 38.00 1.9
6I 31° 61.5° 37.50 1.7
7I 35° 62° 37.00 1.5
8I 39° 62.5° 36.50 1.3
9I 43° 63° 36.00 1.1
PW 47° 63.5° 35.75 1.0

◎ シャフト:True Temper Dynamic Gold S200(標準)

◎ グリップ:Golf Pride Tour Velvet 360 Black

◎ ヘッド素材:S20C軟鉄鍛造+ノングレアサテン仕上げ


■ 購入前に確認したい注意点

・数量限定:正規取扱店・キャロウェイコンセプトストアのみの供給。再販未定。

・上級者向けブレード:寛容性よりも操作性を優先する設計。ミスヒットの寛容度は現代の飛び系より低め。

・ロフト設定:現行モデル比で1〜2度寝ているため、番手間の距離ギャップ調整が必要。

・リシャフト:ヘッド重量がブレードとしては軽め。シャフト重量次第でバランス確認要。


■ まとめ|このアイアンが選ばれる理由

X PROTOTYPEは、ただの復刻版ではありません。“当時の名機を最新品質で蘇らせた”という価値が詰まった1本です。

筆者は構えた瞬間の研ぎ澄まされた顔つきに痺れ、練習場で放つ切れ味鋭い中弾道に心を奪われました。

もし、アイアンに操作性とフィールを求めるなら、この限定モデルは確実に満足度を上げてくれるでしょう。希少モデルのため、気になる方は在庫があるうちにショップへ急ぎ、ぜひ試打でその完成度を体感してください。

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